絵本について話したい

元小学校教員、6歳娘・3歳息子の母、専業主婦、絵本と小説が好きです

学年別という配慮が良い!子供の待ち時間のお供にオススメ「学年別ドラえもん名作選 ドラえもん一年生」

こんにちは。

元小学校教員で2児の母、河西です。

当ブログでは、子供たちと読んだオススメの絵本、教員としての経験や日々の育児から得た教育・育児に役立つことについて、ご紹介していきます。

今回、ご紹介するのは漫画「学年別名作選 ドラえもん一年生」です。

こちらの作品は「一年生」とタイトルがついていますが、年長さんくらいのお子さんにもオススメ!

学年別の名作選になっていることが、本当に便利です。

 

学年別ドラえもん名作選 ドラえもん一年生

 

 
タイトル 学年別ドラえもん名作選
ドラえもん 一年生
発行年 初版 2019年
作者 著者:藤子・F・不二雄
監修:岸圭介
出版社 株式会社 小学館
本のサイズ 18×12.5cm
ページ数 135ページ
対象年齢
(公式なものではなく、私の感覚です)
5,6歳~
オススメ度 ★★★★★

 

内容・あらすじ

こちらの作品はドラえもんの原作の中から、その学年に適した作品を集めたシリーズの1年生編です。

次のお話が収録されています。

・ふわりねん土
・ピーヒョロロープ
・さかみちレバー
・ゴロアワセトウ
・木こりのいずみ
・おくれカメラ
・ひっこしちず
・どんぶらガス
・かげぼうしフラッシュ
・虫よせボード
一すんぼうし
・うみを一きれきりとって
・月のひかりと虫のこえ
・そっくりクレヨン
ココロコロン
ママをたずねて三千キロじょう
・ちかてつをつくっちゃえ  (全17話)
全てのお話が10ページ以内で完結する短いお話ばかりです。
また、コマに番号がふってあるので、次にどのコマを読めば良いかが一目でわかります。
 

学年別という配慮が良い!何をとっても丁度良い!

学年別にされていることから、何をとっても丁度良い作品に仕上がっているのです。

 

学習漢字を考慮

原則的にその学年までに学習する漢字を使っています。

(固有名詞や、漢字を使う方が読みやすい場合などは未習でも漢字にしています)

しかし、全ての漢字にルビがふってあるので子供が一人読みしやすいです。

 

一話が短い

全てのお話が10ページ以内で終わる短いものです。

漫画であっても、1年生が一人読みすることを考えると飽きずに読める丁度良い長さと言えます。

 

学年別の名作選でドラえもんを読める

作品数の多いドラえもん名作選で読めるのは、丁度良いと思いました。

ドラえもんは安心して子供に与えられる漫画作品です。

しかし、巻数が多く集めることはできません。

だからこそ、色々なテーマ(恋愛編、友情編など)の名作選があります。

でも、小学1年生には内容的に難しいこともしばしば。

それを、内容の難易度を学年に合わせた名作選で読めるというのは、「ドラえもん」という作品を読むのに手ごろで良いと思いました。

 

待ち時間はスマホの代わりに漫画「ドラえもん

病院の待ち時間や電車や飛行機での移動時間に、こちらの作品をはじめとした漫画はオススメです。

今はスキマ時間は動画を見たり、ゲームをしたりするのが主流でしょう。

そんなスキマ時間に、子供に漫画を渡すのはいかがでしょうか。

待ち時間に本では間が持たない、一人読みが難しいという場合でも、漫画ならもつということもあると思います。

我が娘も病院の待合室でアニメが流れていないと、そわそわと落ち着きがありません。

しかし、この作品なら大人しく読んでいられる時間が長いです。

我が家もスマホの動画にはお世話になりっぱなし。

だからこそ、時々はこうして漫画でも良いので活字に触れてほしいと思ったり、私も待ち時間はスマホを見たいと思ったりします。

そんな時にぜひ、手に取ってみてください。

 

 

漫画でもドラえもんは安心して渡せます。

その上、学年別に難易度が配慮されているというのは本当に便利です。

この作品については、いつも手に取れるところに置くのではなく、待ち時間ができた時に渡すようにすると、より一層喜んで読んでくれます。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。