プレゼントにもオススメの絵本|おしゃれでちょうどいい怖さ「おばけの めをみて おとうとうさぎ」
こんにちは。
元小学校教員で2児の母、河西です。
本ブログでは、子供たちと読んだオススメの絵本、教員としての経験や日々の育児から得た教育・育児に役立つことについて、ご紹介していきます。
今回、ご紹介するのは絵本「おばけの めをみて おとうとうさぎ」です。
本作品は、「おとうとうさぎシリーズ」と言われるシリーズ絵本の1作目。
スウェーデンの作家ヨンナ・ビョルンシェーナの作品です。
シリーズは、スウェーデンでは子供たちに人気の絵本ベスト1にもなりました。
おばけの めをみて おとうとうさぎ
タイトル | おばけの めをみて おとうとうさぎ |
---|---|
発行年 | 初版 2008年 |
作者 | 作:ヨンナ・ビョルンシェーナ 訳:菱木晃子 |
出版社 | 株式会社クレヨンハウス |
本のサイズ | 29×21.5cm |
ページ数 | 27ページ |
対象年齢 (公式なものではなく、私の感覚です) |
4,5歳頃~ |
オススメ度 | ★★★★★ |
あらすじ・内容
おとぎのもりに6人家族のうさぎが住んでいます。
パパうさぎ、ママうさぎ、おにいさんうさぎ、おねえさんうさぎ、いもうとうさぎと、そしておとうとうさぎです。
うさぎの家族のお家はおとぎのもりのすてきなところにありますが、もりのなかにはとてもこわいところもあります。
そこには、おばけがすんでいます。
うさぎの子供たちの中でも一番のこわがりのおとうとうさぎは、おばけがこわくて仕方がありません。
ある日、おとうとうさぎはチョウチョに気を取られといるうちに、もりのこわいところまで来てしまいます。
帰り道がわからなくなっているところへ、くろふくのトムテが現れ、助けてくれることに。
しかし、トムテに着いていった先でおばけに遭遇!
おとうとうさぎは何とか逃げ切りました。
すると、トムテに「おばけのめを、ちゃんとみたか?」と聞かれます。
おばけは弱虫が好きで、ちゃんと目を見ないとどこまでも追いかけてくるというのです。
その後、無事に家に帰りついたおとうとうさぎでしたが…
プレゼントにもオススメのおしゃれ絵本
私は本作品はプレゼントにオススメです!
おしゃれ北欧絵本
本作品は絵がとても素敵です。
北欧らしいナチュラル感と少しの不気味さが相まって、とてもオシャレ。
絵本は見せる収納にするという方にもオススメです。
贈り先のお子様だけでなく、オシャレなママ・パパにも喜んでもらえると思います。
怖さが丁度いい
4,5歳の子供が読むのに、丁度いい怖さだと思います。
ページをめくった時に突然現れるおばけの絵は不気味で、我が子は少々怖がりました。
しかし、最後には温かな締めくくりとなっていて、読み終わる時には笑顔になれます。
子供って怖い本が好きですよね。
でも、怖すぎると眠る前などに思い出して「怖い―」となってしまうことも。
怖いものが怖いまま終わってしまう物語も多いですが、その点で本作品は4,5歳の子供に読む、ちょっと怖い本としてピッタリです。
スウェーデンでは大人気の絵本のようですが、日本では定番とは言えない作品です。
かぶる心配をせずにプレゼントできるでしょう。
物語も絵も素敵で、お子様にも大人にも喜んでもらえます。
▼クレヨンハウスの公式ページです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。