絵本について話したい

元小学校教員、6歳娘・3歳息子の母、専業主婦、絵本と小説が好きです

親子で笑える!かぶる心配なしでプレゼントにもピッタリの絵本「びっくりおおかみ」

こんにちは。

元小学校教員で2児の母、河西です。

本ブログでは、子供たちと読んだオススメの絵本、教員としての経験や日々の育児から得た教育・育児に役立つことについて、ご紹介していきます。

今回、ご紹介するのは絵本「びっくりおおかみ」です。

漫画家やイラストレーターとしても有名な佐々木マキさんの作品。

佐々木マキさんワールド全開、「なにこれー」と親子で笑えます。

 

びっくりおおかみ

 

 

 
 
 
 
タイトル びっくりおおかみ
発行年 初版 2015年
作者 佐々木マキ
出版社 株式会社フレーベル館
本のサイズ 24.9×25cm
ページ数 24ページ
対象年齢
(公式なものではなく、私の感覚です)
4,5歳頃~
オススメ度 ★★★★★

 

あらすじ・内容

ぶたが地面を掘っていると、土の中から箱が出てきました。

それを見ていたおおかみは、ぶたからその箱を横取りします。

誰も見ていないところまできて、箱のふたを開けてみると…

なんと、おおかみは顔だけぶたになってしまったのです!

 

親子で笑える!プレゼントにもぴったり

私は本作品のオススメ度満点にしています。

テーマ性や心に残るものは何もありませんが(笑)、そこがこの作品の良さだと思うのです。

 

親子で笑える

意味がわからず、笑えます。

読後、親子で「これで終わり!?」と言ってしまうほど。

上記のあらすじをお読みいただいてもわかりますが、めちゃくちゃです。

上記の続きもめちゃくちゃです。

でも、しっかりテーマのある本ばかり読んでいると、少々疲れてしまいますよね。

図書館で何冊も本を借りてくるなら、1冊はこのような作品があると、箸休め的に読めます。

ただただ、面白楽しく読めるところが、本当に素敵です。

 

プレゼントにもオススメ

我が子以外のお子さんに絵本を贈るのにオススメです。

テーマ性のある本は、そのテーマが贈り相手の親御さんの意に沿わないことがあります。

その点、何も考えずに読める本作品はぴったり。

また、定番の絵本は既に持っているという可能性もありますが、本作品は「定番」とは言えません。

しかし、「ぶたのたね」で有名な佐々木マキさんの作品。

世界観があり、相手のお子さんが気に入ってくれた場合には、佐々木マキさんの他の作品にも興味をもってもらえるのではないでしょうか。

書店に行ってすぐに購入できる作品ではないですが、その分、相手のお子さんへの「本を好きになってほしい」という思いを込められると思います。

 

 

何も気にせず、親子でリラックスして読める作品です。

お子さんが気に入ってくれたら、佐々木マキさんの他の作品にも手を伸ばしてみてください。

佐々木マキさんの世界にどっぷりハマってみましょう。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。