好きが加速!良いこと尽くめの「ポケットモンスター ガラル図鑑」
こんにちは。
元小学校教員で2児の母、河西です。
私は育児や教育において、読み聞かせや読書は最良の家庭教育だと思っています。
本ブログでは、子供たちと読んだオススメの絵本や、育児経験や教員としての経験をもとに、教育・育児に役立つかもしれないことについて、ご紹介していきます。
今回ご紹介する書籍は「ポケットモンスター ガラル図鑑」。
アニメやゲームの本は、あまり子供に与えたくないとお思いの方も多いでしょう。
しかし、私は今回のガラル図鑑のようなキャラクターものの書籍も、強くオススメします!
小学館カラーワイド ポケットモンスター ガラル図鑑
タイトル | 小学館カラーワイド ポケットモンスター ガラル図鑑 |
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発行年 | 初版 2020年 |
作者 | 発行者:縄田正樹 |
出版社 | 発行所:小学館 |
本のサイズ | 26×21cm |
ページ数 | 91ページ |
対象年齢 (公式なものではなく、私の感覚です) |
4,5歳頃~ |
オススメ度 | ★★★★☆ |
内容・あらすじ
テレビ東京系で毎週金曜よる6:55~放送中のアニメ「ポケットモンスター」。
(2022年5月16日現在)
現在放送中のポケモンはガラル地方が舞台となっています。
本作品は、そのガラル地方に生息するポケモンの図鑑です。
ポケモンは、その性質に応じて18タイプに分類されます。
本作品では、タイプ別にポケモンを掲載しています。
その数なんと400種!
何が何に進化するかといったことや、大きさ・重さ、性質なども記されていて、とても読み応えがあります。
しかもオールカラー。
中身の漢字には全てルビがふってあります。
好きが加速する!良いこと尽くめのキャラクター図鑑
ポケモン好きのお子さんにはぜひ読ませてあげたい書籍の一つです。
子供が、自分の力で自分の好きなものに詳しくなれるということが、このようなキャラクター図鑑の良さなのです。
「自分で調べる」習慣の一歩に
子供が、自分の興味関心のあることについて自力で調べられる環境というのは、非常に重要です。
わからないことがあった時にすぐ調べる、という習慣は当たり前のように思えるかもしれませんが、実はそうではありません。
調べるためのツールがあってはじめて、その習慣は形成されます。
4,5歳の小さな子供では、ポケモンについて知りたいと思ったとして、インターネットで自分で調べることなどできない場合がほとんどでしょう。
そんな時、手元に図鑑があれば、それがすぐにできます。
大人に断りを入れたり、手伝ったりしてもらわなくても、気になった時に自力で調べられるツールがあることが、「自分で調べる」の第一歩になるのです。
▼「自分で調べる」ことの重要性については、こちらもぜひご覧ください。
好きなものに詳しくなることが自信につながる
家族や友達に「そんなことまで覚えてるの!すごい」と言われることで、子供の自信につながります。
自力で得た知識によって人に褒められるという体験はとても大切なもの。
子供がアニメについてであっても、自力で調べて詳しくなることができた時には大いに褒めてあげましょう。
「学ぶこと、詳しくなることは良いことだ」と学習できます。
カタカナや調べ方の勉強にも
ポケモンでカタカナを覚えるというお子さんは多いようです。
本作品の口コミにも、「カタカナを覚えられた!」「カタカナに興味をもつようになりました」といったものが見られました。
また、本作品を通して「ものの調べ方」を学ぶこともできると思います。
本作品の最後のページには、掲載されている全ポケモンが「あいうえお順」一覧があります。
しかし、我が娘はまだ「あいうえお順」がわかりません。
それでも、娘はお目当てのポケモンのページを開くことができるのです。
なぜなのかを聞いてみると、「このポケモンは『みずタイプ』っぽいから、みずタイプのページを見てみたらあった」と言うのです。
今の自分にできる方法を駆使して調べるというのは、「ものの調べ方」について、大いに思考していると思いました。
やはり、好きなものに関することはよく学び、思考するものなのですね。
アニメについての本なんて与えたくないと思われる方も多いかもしれません。
しかし、子供が自分の「好き」に向かっている時は、多くのことを学んでいます。
アニメだからというだけで敬遠せず、ぜひお子さんの「好き」を尊重してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。