絵本について話したい

元小学校教員、6歳娘・3歳息子の母、専業主婦、絵本と小説が好きです

教育のトレンドを知るにはこれ!「AERA with Kids 22春号」

小学校教員として在職中はあまりに忙しく、正直、勉強する時間はありませんでした。

子供が生まれて退職し、育児や教育に興味をもった時に手に取ったのがこの雑誌でした。

AERA with Kids 22春号

 

 
タイトル AERA with Kids 22春号
発行年 2022年3月
作者 発行人:尾木和晴 編集長:木村恵子
発行所 朝日新聞出版
本のサイズ 28.5×21.2cm
ページ数 146ページ
オススメ度 ★★★★★

 

あらすじ・内容

小学生の子供をもつ親をターゲットにした教育系の雑誌です。

毎号、教育・育児業界で話題になっているキーワードや、親としての教育や子供と関わる上での悩み、中学受験の実際などを取り上げています。

今号の中心テーマは「子ども時代に読みたい本」。

著名人や本を扱うプロに、子ども時代に読んだ本やオススメの本をインタビュー。

151冊の本について掲載しています。

子どもに本を読ませたいが何を読ませればよいかわからない、という方には今号は特にオススメです。

 

教育のトレンドを知るには最適!

小学生の教育について勉強したいと思ったら、AERA with Kids はかなりオススメです。

内容や考え方に偏りもなく、非常に読みやすく参考になります。

 

教育のトレンドについてわかりやすく解説

本誌は、教育のトレンドについて非常にわかりやすく解説してくれています。

教育・育児の世界にも、トレンドや新常識はもちろんあります。

親は何の疑問も持たずに、自分の受けた教育を子供にしてしまうということがあると思うのです。

しかし、自分の受けた「当たり前」の教育は今や過去のもの、ということもあるでしょう。

例えば、昔は体罰は当たり前のことで、誰もが受け入れてきたものですが、現在はそんなことはご法度だと誰もが知るところ。

これは分かりやすい例ですが、不登校への対応、ジェンダーの考え方、自尊感情の育て方など、一般的にはあまり知られていなくても、教育業界では新しい「当たり前」ができていっています。

そのトレンドを知るのに、平易な言葉でわかりやすく解説してくれるのがAERA with Kids なのです。

 

季刊雑誌がちょうどいい

季刊雑誌という発刊間隔と値段がちょうどいいのです。

教育業界にもトレンドはありますが、さすがにファッション業界などのようなスピード感はありません。

季刊誌という発刊間隔は、教育のトレンドを知るのにちょうどいいのです。

また、季節ごとに刊行されるので、長期休みや学期の切り替わりといった、子供に関する変わり目にもピッタリ合っていて、内容もこれらに合っているので、親にとっての「それを知りたかった!」が知れるようになっています。

また、教育・育児の書籍を購入しようとすると、なかなか高額で、購入しようとは思えないこともありますよね。

ましてや、流行りの内容のものとなると、購入は躊躇してしまうところではないでしょうか。

AERA with Kids はあくまで雑誌なので定価998円。

季刊誌でこのお値段ならば、気軽に手に取ることができるのではないでしょうか。

 

今号のオススメは「小学生の人間関係」

我が子の人間関係の悩みは、親にとってもかなり心配の種ですよね。

しかし、ママ友に相談するというわけにもいかず、モヤモヤとした気持ちを抱えてしまいがちでしょう。

今号では「新年度の不安を解消!小学生の人間関係」と題し、そんな親の気持ちに寄り添い、適切な解決方法を提示してくれています。

よくあるケースや、担任の先生との関係の作り方など、親が知りたいことについてわかりやすく解説しています。

元小学校教員として、非常に納得できる内容でした。

 

 

AERA with Kids は教育のトレンドを知るのに、最適な雑誌です。

これを毎号読んでいれば、小学生の教育についてのトレンドはしっかり押さえられると私は思います。

自分の受けた教育を当たり前と思わず、子供への教育にも新しい常識を取り入れるきっかけにしてみてください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。